この日途中の駅から80歳代と思われるおばあさんが乗ってきました。誰か座席を譲ってあげるかなと思って見ていると、誰も立とうとはしませんでした。このおばあさん、結構元気があるようで、吊革につかまって、連れの女性と笑いながら話をしていました。
この電車は全席優先座席をキャッチフレーズに優先座席は設けていません。やっぱり必要ではと思いながら、途中で降りて、JRに 乗り換えました。
たまたま優先座席の近くに乗り合わせたのですが、おじいちゃんが立って、若い人が座っていました。優先座席も役にたたないなと思いながら、そのまま黙って見ていました。
でも自分もやがて、どうぞと席を譲られる年になるのです。もし今、席を譲られたら、そんな年では無いと腹がたつでしょうが。そんな事を考えていたら、後ろをつつく人がいました。まさかと思って振り返ると、小脇に抱えていた袋がいつの間にか床に落ちてしまったのを拾ってくれたのです。「有り難うございます」とお礼を言いながら「俺も少し呆けてきたかな・・・座席を譲られる年にどんどん近づいているな」と実感した一瞬でした。
07年10月1日からこの電車も優先座席が設けられました。やっぱりと思う反面、優先座席が無いと席を譲らない人が多いということは寂しいです。
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